シャラーーーーーーーッップ!!

レイトショーで「宇宙戦争」を観て来ました。電車で1本のところにシネコンが出来ていらい、1200円で観れちゃうレイトショーがお気に入り。
この先ネタバレ含む感想なのでたたみます。
うーん宇宙人の弱さは「マーズアタック」の次か「サイン」次くらいか?!いくらお金をかけても、ビックネームがからんでも、面白くないもんは面白くなーい!と大声で言いたくなる映画でした。
「絶対死なない奇跡の親子」娘のために父は人殺しも辞さない、それが「親子愛」なのかい?確かにあのオヤジはちょっとイカレてた、でも助けてくれた恩人じゃない?もっと他の方法は無かったのかなぁ、親子愛を示す為に殺しちゃったの監督さん?!
フォローって訳じゃないですが、面白くなかったけど退屈な映画ではありませんでした。緊張感があって心臓ドキドキしっぱなし。ダゴタが「きいぃぃぃやぁぁぁぁぁーーーっ」と悲鳴を上げたびに、ユーコンで大泉さんがガイドのピートさんに言い放ったように「シャラーーーーップ!!」と言ってやりたかった。
ツッコミどころ満載なんですが、ラストシーンはホント酷かった。ボストンに着いて、別れた奥さんの家に行くと皆さんご無事(しかもキレイなもんだ)奥さんの後ろから途中離れ離れになったバカ息子がひょっこり、傷だらけで、泥だらけで娘を守った男に元妻は「サンキュー」のひとことのみ。やってられるかーーーーーっ!
トム(奇跡の父親)の淋しげな後姿、宇宙人と戦った男の末路がこれじゃあんまりだよ・・・