不の連鎖

小林賢太郎氏(ラーメンズ)のソロライブ「ポツネン」を観てきました。
会場に入ってチケットを見ながら自分の席を探す、この緊張の一瞬。お隣はどんな人かしら?と。何故ならわたしの「座席運」の無さは天下一!かつて隣の席に「ネタバレ女」(獏のゆりかご観た時だ・・・)、スズナリで前の席の人の頭が「目にくる」ほど臭かった(スズナリの座席間の狭さを思い出してみて下さい・・・2時間鼻曲がりっぱなし)、通路側席で今日は楽ちんだな〜と思っていたら、その通路に当日席がでて、その席の人がひっきりなしに自分の背中をボリボリ音を立てて掻きむしり・・・(これはさすがに注意してやめてもらった)
数え切れないほどの「不運」(気にしすぎなのかもしれないけど^^;;)を乗り越えてきましたが、今日もまた酷かった・・・そのことが今日のタイトル「不の連鎖」
隣に若者男子2人連れ、ラーメンズの過去公演について熱く語っていらさる。声が大きくてちょっと五月蝿いなぁ・・・(はい、伏線)そうこうしているうちに前の席に女子が座った。頭の上にキウイ位の大きさのお団子をのせた女子。うっわー来たか、いつか来ると思っていたよ・・・
お団子頭は可愛い、若い女子にお似合いの髪型だ。だけどライブ観る時の髪型じゃないよねー
視界にぽっこりとお団子、これは低い位置で演技する時絶対邪魔だなぁ・・・ああ、もう。ついてない。そしてそのお団子女子の前に座った女子が「噴水頭女子」頭のてっぺんを結わえて、Y←こんな風になってるの。お団子女子も前が見えにくいのか、異常に姿勢がいい。その頭のてっぺんにはお団子(しつこいけど大きさはキウイ位)その後ろのわたしは、お団子女子よりも背を伸ばし、姿勢をグッと正さなければお団子で視界が塞がれる。これじゃわたしの後ろの人はどんなにか・・・とチラリと後ろをみたら男性だった。ああ良かった、背の低い女子だったらわたしが邪魔でみえたもんじゃない。
噴水女子が右に行けば、お団子女子が左、その後ろのわたしは右へ。ずっとその繰り返し、ああ疲れる。
災難はそれだけでは終らず、隣の若者男子は「口にだしちゃう人」だった。
まるでお茶の間でテレビをみている人、「ああーそっかー」「おぉーそうくる?」「○○だよー」と騒がしい。あのねわたしも同じ事を思ってるの、口には出さないけど。どうしてかって言うとね、ここは劇場だから。おうちでテレビをみてるんじゃないの、みんながこの空間を共有しているのだよ?キミの一言で興ざめしてしまう。キミの感想や解説を聞くためにここにいるんじゃないんだよ。
って、言ってもわからないんだろうなぁ、お団子女子、噴水女子も然り。
その髪型は後ろの席の人に迷惑ですよ、と言ったところで。彼女等がそれをやめることはないと思う。何故ならそんなこと「自分」には関係ないから。
なんだかなぁ・・・劇場内にそういう人が増えている気がする。
わたしはいつも「良きファン」でいたいと思ってます。わたしの言動で「あーあ、これだから○○さんのファンは・・・」とか「○○さんも可愛そうだね、こんな人がファンで!」と思われたら・・・その○○さんにとって不幸だ。そんな不幸をファンが背負わせちゃいけないと思うなぁ・・・
苦労の末に手に入れたチケット、楽しみにしていた公演。その公演後のエントリがこれじゃね。いかんと思うのですよ。