野田地図

先日「キル」を観てきました。新年早々ちょっと毒はき、ゆえに隠し。
うーーーーーん、今まで観た野田地図の中で一番「グッ」とこなかった、わたしには。
妻夫木くんはそりゃあ格好良かった、こんな綺麗な顔をした人がこの世に!と思うほど。でもそれだけだったなぁ・・・
広末さんはお人形さんみたいに可愛らしいけど、やっぱりそれだけ。白痴美って事?(役柄が白痴っぽかったので)声がなぁ〜生理的にダメでした。ううううーーーん、比べちゃいけない!それは判っているけど深津さんのそれとくらべてしまう。そして「うううーーーん」と・・・
そして何より苦手だったのが結髪、「笑っちゃって演技にならないよ的演技」が厳しかった。一度目はちょっと面白い「本当に笑っちゃってるの?」と思う。でも二度三度となると「ああ、そういう事ね」と冷めた目でしかみられず・・・
ストーリーや台詞、衣装、音楽、すごく良かった。感動したり、涙がでたりもした。でも「ううーーーーん」だなぁ。妻夫木くんや広末さんを起用したのは何故なのか?大人の事情!?そこが引っかかって、なんとも消化不良な今年の観劇初め、感激初めとはいかなんだなぁ。