グッタリな観劇

開演5分前にスズナリに到着。まずい!トイレにいけるかしら?スタッフさんにこれからトイレに行っても大丈夫か確認してからトイレへ。大急ぎですませようとするも、水気を吸ったデニムがガッチガチだ。スカートが上がらない!あわあわ。グイグイと力づくでたくし上げ、やっとの思いでようをたし、席に着こうとしたら両隣が男子。どっかりと深く腰を掛け腕をくんでいる。う〜んこれはどうしたものか、両隣の肘が我が座席を上空侵犯。ワタシが席についても引っ込めてくれる気配はなく、仕方がないので椅子の前方にちょこんとオシリを引っ掛けただけの「ほんのり空気椅子」状態で1時間半、終わった時にはグッタリ。面白かったけど疲れちゃったわ。
公演はひたすらゆるいコント(と大堀さんの体)の連続。ツボにはまって大笑いするのがあれば、ありゃりゃ、これはイマイチ面白くないわぁ〜ってのもあり。ドツボだったのが「OLケンカの花道」(勝手につけたタイトルですよ)女装した温水・大堀両氏がど突きあい、罵倒しあうケンカコント。ラストはちょっと『テルマ&ルイーズ』を彷彿させる(彷彿ってほどじゃないか、あ?ちょっとだけ『テルマ&ルイーズ』って感じ)
大堀さんは相変わらず可笑しい。パッとみすごく普通の人なのに、コントが始まると表情が凄くて、顔をみているだけで笑える人に変身するの。そして初ナマ温水さん、温水さんも表情がすごい。悲しげな顔はひたすら悲しく、怖い顔は恐ろしく怖い。でもやっぱりパッとみはごくごく普通のオジサンなところがいいなぁ。
面白くて、また次回も観に行こうと思う公演でした。また来年!