流れ姉妹〜たつことかつこ〜

久しぶりの青山円形劇場、渋谷からテクテクと宮益坂を上っていくと「志賀昆虫」の看板。毎度のことながらこの看板が気になる。
青山劇場の前に長蛇の列、なんだろう?気になったけどポスターを観にいくのもはばかれるムード。家に帰って劇場スケジュールをみたら「地球ゴージャス」の「クラウディア」だった。地球ゴージャスといえば!NACSがベニサンで稽古していたとき、お隣のスタジオで稽古していたあの!(「ドラマジェニック」を立ち読みしたのね〜)凄い人でしたよ地球ゴージャス
円形劇場の方はまったりムード、お客さんの入りは平日マチネで9割以上。なかなかの入りなのでは?円形劇場はその名の通り丸い舞台の周りを取り囲むように座席が配置されています。最後列でも6列(だったと思います)通路を使った演出が多いので、通路側の席の人はちょっと面白いです。役者さんが登場するシーンなんかだとライト当たっちゃうし、真横に役者さんいるし、観客は皆こっち観てるしのドキドキ体験。
今日観てきたのは「真心一座・身も心も」の旗揚げ公演、「第一章 流れ姉妹〜たつことかつこ〜」です。座長がナイロンの村岡希美さん、座付き脚本家が猫ホテの千葉雅子さん、座付き演出家が元ハイレグ・ジーザスの河原雅彦さん、団員が元ジョビジョバ坂田聡さん。これだもの、面白くないわけがない。以下感想です、ネタばれあるかも(ストーリーとかは書いてません)
ホントにね「これで面白くなかったらおかしいよっ!」って面子です。もう安心しきって観に行きました。で、思った通りの面白さ。けして思った以上ではないの。でもそれが自分には心地良くて、あ〜次回も観よう、絶対観るよ!と思ったり。
ハッキリ言って目新しい所はないと思います。ベタなストーリー、配役も俳優さんの持ち味を生かした無理のない配役。無駄とか無理がない分、役者さんは自分の役に没頭しやすく、観ていて疲れない。私にはそれが心地く感じました。
役者さんはもう皆さん達者な方ばかり、そんな中で私の胸を「きゅーん」といわせた男、ゲストラバーの松重豊さん!素敵素敵素敵すぎる。テレビドラマですっかりお馴染みの松重さんですが、やっぱり生で見ると違う〜素敵度が全然違う〜背が高い、手足が長い、手が綺麗。ちょっとした仕草がまた・・・はぅこれは恋か!?
伊達君や顕作は1人で何役もこなす「ガヤ」でした。豪華なガヤだねぇ・・・伊達君の女子姿が可愛かった、顕作は女子でも違和感なし。元ハイレグの信川清順ちゃんもガヤで頑張ってました。
ゲストレイパーの粟根まことさん、見事でした。う〜んやっぱり上手だよね、もうベテランさんだものね。
今回初めて河原雅彦さんの演出作を拝見して「あ〜好きだなぁ」と思いました。どこが?と問われたら、あ〜あのなんとなく、間が。としか答えられないのですが(´Д`;)
千葉さん、村岡さん共に大好きな女優さんなので、最初っから贔屓目なんですが。良かった〜村岡さんホント好きだわ、ナイロンの村岡さんより「身も心も」の村岡さんの方が好きかも。
あ〜ごちゃごちゃしてきた、何が言いたいのかと言うと「面白いです、観に行って下さい」ってことです。ちょっと乱暴?